タブー？だからこそ読んで欲しいこのコラム。

サイトと何も関係ない話。


私は、文章ならわりとなんでも読むのが好きなのですが、最近ライターさんのコラムやブログを読むのが好きです。
で、今回は、ぜひ、機会がなければ絶対に触れない場所にあるこのブログを皆に読んで貰いたくて、紹介することにしました。

B☆B'sコラム（PC）
www.fighters.co.jp/expansion/entertainment/bb/column/
(※公式トップではなくコラム直通にさせていただきます)

このコラムの主は、プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」の球団マスコット、B・B（ビービー）ことブリスキー・ザ・ベアーです。

と書くと、おそらく

「こんにちは。ぼく、マスコットのB・Bです！“ビービー”ってよんでね！」

みたいなイメージを持たれるかと思います。そのイメージで中を見ると…
　　　　　ヤケドしますよ。

このコラムは、キャラクターのB・Bになりきって誰かがきれい事を書き綴ったものではありません。
こういういい方はしたくありませんが、端的に言うと、B・Bである「中の人」が、「マスコット」という仕事について、日々の仕事から感じたこと、経験したこと、あの日この日の裏話…、そういったところをかなり現実的に語っています。
ディズニーでいうところの「バックステージトーク」なのです。

とかくと中には、夢が壊れる、現実的すぎて読みたくない、と思う方もいるかも知れない。
ディズニーが好きな方なら特に中の人はいないという姿勢でしょうし、そういうことを一般人に話すのはタブーだと、思われるかも知れない。
でも、違うんです。少なくとも私はそれとこれとは違うと思います。
むしろディズニーキャラクター追っかけてる人やキャラクターとふれあいたいと思う人ならなおさら読んで欲しいと思いました。
もちろんそうじゃない…そういうものにまったく興味がない人も！です。


読めば解りますが、彼はこれをおもしろ半分でやっているのではありません。
彼はまさに「仕事人」として「プロフェッショナル」だと解るはずです。
日進月歩、努力と試行錯誤、理想と現実、色んな事を真摯に語っています。
すべてを隠して夢を提供するのもプロフェッショナル、でも、こうして自分自身をさらけだして伝えていくってことも実は勇気が要ることで、むしろ凄いと思います。
根底にある「ハート」、ファンとのふれあい、マスコットとしてのプロ意識、
本当に凄いです。仕事への誇りをひしひしと感じます。
そして止めなかった球団も凄い。日ハム見直したわ。(笑

今、自分の仕事や自分の置かれた立ち位置にどれだけの人間が誇りを持って取り組めているのだろうか。自分は今、仕事に彼のようなプライドを見いだせているか。
真剣に考えてしまいました。実に頭が痛いです。(苦笑

マスコットのコラムというより、プロの仕事人のコラム。
ちょっと量が多いので読むには時間がかかるかも知れませんが、間を縫って読んでみて下さい。
主にプロ野球マスコットについての話なので、野球が解らないと解らない箇所も多少はあるかと思いますが、彼の仕事にかける魂を感じ取って欲しいです。
私は今までB・Bにはまったく興味がありませんでしたが、このコラムを読んで彼のファンになりました。
日ハムには散々辛酸をなめさせられているのでペナント中は応援しませんが、B・Bは応援するわ。(笑


私自身、日々キャラクターと接する態度を思い返す機会になりました。
普通、機会でもなければマスコットになるなんてない経験ですもの。経験しないと解らないことを知ることが出来るのは人を知るのと同じ、大切なことだと思うのです。
とりあえず、ドナちゃんに「おしり触らせて」っていうのは立派なセクハラだと思いました。（そこかよ！
言ったことないけど二度と言わないししないわ。